道産子ねっと

アスパラガス

北海道で食べておきたいものの一つにアスパラガスがあります。この地で目にするアスパラは先ずそのサイズに驚かされますが、一口食するとこの野菜にたいする認識がかわります。

四季と寒暖の差が大きい気候がいかに甘く質の良い野菜を作るかの好例のひとつがアスパラガスではないでしょうか。大きいけれど柔らかく、心地よい歯ごたえと香りの高さは生食でも十分楽しめます。アスパラガスはギリシャ語の「沢山分かれる」を意味し、この野菜の一つの株から新芽が次々にでて来る様子を形容したものだそうです。

ヨーロッパやウクライナが原産で江戸時代にオランダ人によって日本に伝えられたときは観賞用の植物でした。最初に食用として供されたのが北海道で、以来今日まで北海道は日本一のアスパラの産地です。ここでは主にグリーン、ホワイト、紫アスパラの3種類が生産され、出荷時期は5、6、7月です。

ヨーロッパで古くから薬草として用いられてきた歴史が語るように、癌や動脈硬化や高血圧を予防し、ルチンやビタミンの含有量が高く美容にも優れた、たいへん栄養価の高い野菜としてしられています。成長過程で太陽光線を遮り、白くしたものがホワイトアスパラで、グリーンアスパラより糖度が高く苦さがほのかに感じられます。紫アスパラの特徴はグルタチオンやアントシアニンを含んで抗酸化作用に優れていることです。季節ものですので初夏に北海道を訪れる機会に恵まれた方は味わって見られると、アスパラ本来の芳醇な味にきっと舌鼓を打たれるでしょう。土産としても勿論喜ばれます。

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