道産子ねっと

ホッケ

北海道では居酒屋や小料理屋で必ず目にする土地によく馴染んだ魚です、がやはりその大きさと美味しさに旅行者が驚く魚です。脂が多いため鮮度が落ちやすく扱いの難しいこの魚は、第2次世界大戦前は「ネズミサカナ」「囚人魚」と呼ばれ食用に用いられることは稀でした、が近海のにしんの不漁の代替魚としてホッケが脚光を浴びるようになり、一夜干しをして食するようになったのです。

ホッケは脂が多いにも関わらず味はすっきり淡白で肉が大きくとりやすいため食用に適しています。特に有名なのは羅白のホッケですが、冷たい知床の海中では内臓を守るため魚は多量の脂を身に付けようとします。

又オホーツク海は地形的にプランクトンが豊富な上に肥沃な山から海に注ぐ川の水が一層海を豊かにしていますので脂がのって栄養豊富な大きな魚が育ちます。やはり豊かな自然が豊穣を約束してくれるのですね。羅白のホッケはこの自然と一夜干しの技術によって生まれたのでしょう。小骨が少なく味もよく安価なこの魚の流通を困難にしていた多量の脂は様々な干し方や配送技術の進歩で土産物として配達可能になりました。細くてスマートなものは吊るし干し、若干丸みを帯びたものは網干し、一般的に網干しのほうが味が良いといわれています。安価で北海道の味を堪能できる贅沢な魚です。

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