すみれラーメン
寒い北海道で食べる人を暖めてあげたい、と主婦が工夫をして作った信じられないほど暖かい、暖かいラーメンです。
昭和39年一人の主婦が「身体がポカポカするような味噌ラーメンを作りたい」との思いで札幌の中ノ島に「純連」(すみれと読む)というラーメン屋を開店しました。当初から味には定評がありすぐに行列ができるようになったといいます。平成6年店は子供に引き継がれ、新横浜のラーメン博では居並ぶ評判店のなかにあって常に90分待ちという人気をはくしていたというおいしいラーメンです。
すみれの特徴は、噛み応えのあるしっかりとした麺と表面を覆うラードでしょう。湯気ひとつあがらない状態で食卓に運ばれますが、箸を付けるとそこから湯気と一緒に味噌と香辛料の香りがふわっと揚がってきます。表面を覆うラードが熱の放出を妨げると同時に旨みを閉じ込め、最後の一滴まで風味を楽しむことができ、身体をしんまで温めてくれます。すみれといえば濃厚でこくのある味噌ラーメンが特に定評がありますが、醤油ラーメン、塩ラーメンもやはりこくがあって美味しいです。スープに札幌の積雪水を使用しているせいか味が濃くてもしつこさは感じさせません。麺もスープも濃厚な北海道らしいラーメン。お薦めの逸品です。