き花(きばな)
北海道では美しい景色同様に、食べ物の美味しさに感動を覚える人は多いのではないでしょうか。北海道の豊かな食はいったいどこからもたらされるのでしょう。
北海道の海は4つの異なる海流に囲まれているため栄養が豊富でそこで育つ魚の栄養もよくなりますが、気温の低さが脂ののった美味しい魚を育てるといいます。又その寒さは野菜の味や香りを強くするためにも欠くことのできないものといいます。とうもろこしやジャガイモの芳醇な味は日中と夜間の温度差の大きい寒い気候からやってくるといえるでしょう。広大な大地は酪農を育て新鮮な乳製品の製造を可能にします。北海道の美味しい食物は厳しくて豊穣な自然が与えてくれるのです。壷屋総本店による「き花」も厳しい気候と豊かな土地が作りだした菓子です。
食のノーベル賞といわれるモンドセレクションの金賞を2007年までに20年間連続受賞している、世界に誇る北海道産のひとつでしょう。権威によって保障された食品で本当に美味しいものを食べたことがない、といわれるスケプティカルな方もこれなら満足されるという逸品です。明治35年の記録的寒波(マイナス41度c)にちなんで命名さされたという「き花」の名は、冬の極寒の日に凍結した水蒸気がきらきらと光り輝いてみえる現象「霧花(きばな)」に由来しています。「き花」はアーモンドを細かく砕いてガレット風の照り焼きにし、間にホワイトチョコレートを挟んだ歯ごたえのあるクッキーです、が特徴はクッキーとチョコレートが硬めで食感が楽しめるところにあります。甘みを抑えるためにチョコレートが紙のように細く、味もさることながら、技術の高さもかんじられるスイーツです。